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美唄市の観光完全ガイド:自然・歴史・グルメを満喫しよう

北海道のほぼ中央に位置する美唄市は、豊かな自然、歴史的な遺産、そして地元ならではのグルメが楽しめる魅力あふれる観光地です。美唄市はアクセスも良く、札幌から車で1時間程度、旭川からも近い立地にあります。本記事では、美唄市を訪れる際に知っておきたい観光スポットやグルメ情報を詳しくご紹介します。


目次

美唄市の主要観光スポット

アルテピアッツァ美唄

美唄市を代表する観光スポット「アルテピアッツァ美唄」は、彫刻家・安田侃(やすだかん)氏の作品を展示する野外美術館です。広大な敷地には、彫刻が自然と調和するように配置されており、訪れる人々を非日常の世界へと誘います。春には緑豊かな芝生、秋には紅葉、冬には雪景色が美しく、四季折々の風景を楽しむことができます。

施設内には子どもが遊べるスペースや、美唄市の歴史的建造物を再利用したギャラリーもあり、家族連れでも楽しめる場所です。また、ゆったりとした時間を過ごしたい方には、施設内のカフェで地元食材を使ったメニューを味わうことをおすすめします。

宮島沼

宮島沼は、ラムサール条約に登録されている湿地で、特に渡り鳥の飛来地として有名です。春と秋には数万羽のマガンが訪れ、その壮大な飛来光景は「美唄の奇跡」とも称されています。特に朝焼けの中、マガンが一斉に飛び立つ「ねぐら立ち」は、一生に一度は見ておきたい絶景です。

宮島沼周辺には散策路が整備されており、自然観察や写真撮影を楽しむことができます。訪問の際は双眼鏡を持参すると、より細部まで楽しむことができるでしょう。

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東明公園

美唄市随一の桜の名所「東明公園」は、春には約2,000本もの桜が咲き誇ります。広大な敷地には、桜のトンネルや展望台があり、のんびりと散策するのにぴったりです。桜以外にも、園内には多くの植物が植えられており、四季折々の自然が楽しめます。

公園内では、桜祭りや地元の特産品を販売するイベントも開催され、観光客だけでなく地元の人々にも愛されています。


美唄市の歴史スポット

炭鉱メモリアル森林公園

かつて炭鉱都市として栄えた美唄市の歴史を学ぶなら「炭鉱メモリアル森林公園」は外せません。ここでは、旧三菱美唄炭鉱の施設遺産が保存されており、炭鉱の歴史を追体験できます。

公園内には、炭鉱時代の資料が展示されている資料館や、実際に使われていた採炭設備が残されており、炭鉱の歴史に触れることができます。また、周囲の森林は自然豊かで、散策コースとしても最適です。

旧東明駅

美唄鉄道の旧駅舎「旧東明駅」は、鉄道好きにはたまらないスポットです。駅舎やプラットフォームは保存状態が良く、かつての美唄鉄道の面影を感じることができます。また、展示されているSL(蒸気機関車)は迫力満点で、子どもから大人まで楽しめます。


美唄市のグルメ

美唄焼き鳥

美唄市のソウルフードといえば「美唄焼き鳥」です。他の地域とは一味違い、内臓部位を含む独特の串焼きスタイルが特徴です。老舗の「福よし」や「たつみ」では、地元の新鮮な鶏肉を使用した焼き鳥を提供しており、多くの観光客が訪れる人気店です。

とりめし

美唄のもう一つの名物「とりめし」は、鶏肉を使った炊き込みご飯です。駅弁としても人気が高く、美唄駅周辺や「しらかば茶屋」などで提供されています。甘辛く煮た鶏肉と、出汁の効いたご飯の組み合わせは、一度食べたら忘れられない味わいです。


季節ごとのイベント

春:桜まつり

東明公園で開催される桜まつりは、美唄市の春を彩る一大イベントです。満開の桜の下で、地元の特産品を味わったり、ステージイベントを楽しんだりと、多彩な催しが行われます。

秋:渡り鳥観察

秋になると、宮島沼に飛来するマガンを観察するイベントが行われます。特に、夕暮れ時の「ねぐら入り」は圧巻で、鳥たちの大群が空を埋め尽くす光景はまさに感動的です。


まとめ

美唄市は、自然の美しさ、歴史的な遺産、そして地元ならではのグルメが三拍子揃った観光地です。四季折々の楽しみ方があり、訪れるたびに新しい発見があります。ぜひ一度、美唄市を訪れて、その魅力を肌で感じてみてください。

訪問の際は、事前に観光スポットの営業時間やイベント情報を確認し、計画的に巡ることをおすすめします。あなたもきっと、美唄市の魅力に心を奪われるはずです。

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